ミレニアル世代・20代の皆さん、つみたてNISAで資産運用を検討している皆さん
こんにちは。millenisa(ミレニサ)です。
この記事ではつみたてNISAの実績を公開します。
現在、積立を継続している商品は下記の3つです。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- SBI新興国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
この記事で公開する銘柄は『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、つみたてNISAの積立ランキングでも常にTOP3に入っている大人気銘柄です。
純資産は設定日の2018年7月から僅か3年で、なんと5000億円を超えています。ん〜凄い人気ですね。
前回は2021年3月に実績を公開しました。
それから3ヶ月が経過して2年11ヶ月での公開となります。
夫婦2人でつみたてNISAによる資産運用
我が家は夫婦2人で『つみたてNISA』の口座を作って資産運用しています。
ちなみに僕の口座は『積極的運用』、妻の口座は『保守的運用』として
口座ごとに用途・目的を使い分けています。
- つみたてNISAの非課税期間のメリットを最大限活用
- 20〜40年の長期運用で、年利7〜10%前後の高いリターンを目標
- つみたてNISAの中では、ハイリスク・ハイリターン銘柄を選択
メイン:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
サ ブ:SBI・新興国株式インデックス・ファンド
- 車や家など大きな買い物、子供の教育資金を目的とした運用
- 5〜20年以内に順次解約の可能性あり・年利5%程度を目標
- 解約時のリスク軽減のため、ローリスク・ローリターン銘柄を選択
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
夫婦2人でつみたてNISAによる資産運用が出来るのはメリットです。
つみたてNISAの投資可能期間は2037年→2042年までに延長されました。
2018年から利用している僕の場合は、計25年で最大1,000万円
2019年から利用している妻の場合は、計24年で最大960万円
投資可能期間ではなく保有期間で考えると、2042年に積立てた40万は、2061年まで保有できる事になります。これがつみたてNISAの真のメリットになりますが、これはまた別の記事で取り上げたいと思います。
つみたてNISAのメリットを上手にフル活用すれば、資産を築く助けになるのは間違いないと思います。ここから得られる利益が非課税というのは非常に大きいですね!
この記事では積極的運用口座(本人)で積立中の、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の実績となります。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)-ポートフォリオ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のポートフォリオは下記の通りです。
株式100%・組入国アメリカ100%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、世界最大の経済大国であり、今後も世界経済を牽引する
アメリカ一国のみの銘柄です。
組入国が一国のみのインデックスファンドで、安定性と将来性を考慮して主力銘柄として積立を継続できる国は、現時点ではアメリカ以外に存在しないと考えています。
つみたてNISAは「今」ではなく、長期の資産運用である「未来」で考えなければなりません。
過去現在、そしてこの先長年に渡って、アメリカが世界経済の中心であることに間違いないです。
ですので株式100%&アメリカ100%は納得の構成です。
では次にS&P500の組入銘柄を見てみましょう。
世界の時価総額約7,000兆円の内、アメリカだけで約60%の4,200兆円程度を占めています。
更にS&P500だけでアメリカ株式市場の約80%を占めています。
更にS&P500の上位10銘柄だけで25%を占めています。
更に上位10銘柄の時価総額だけで日本の年間GDP500兆円をゆうに超えています。
というよりGAFAのたった4社の時価総額は既に日本のGDP以上です。
これがアメリカであり、S&P500指数の凄さになります。
つまりS&P500指数に連動するインデックスファンドを購入するだけで、世界の半分に投資しているのと同じ事となり、1国だけで分散投資が成り立っています。
S&P500の組入銘柄TOP10は誰もが聞いた事のある企業ばかりです。
しかもこのTOP10も時代の流れと共に入れ替わっています。
最近ではTeslaが組み入れられたように取捨選択を繰り返し、S&P500は今後も強力な指数であり続けます。
これと連動するeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、長期の資産運用を考える上で欠かす事ができないと思います。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)−運用実績
- 積立期間:2年11ヶ月
- 毎月積立:30,000円(現在)
- 積立元本:809,000円
- 評価金額:1,132,274円
- 損 益:323,274円(+40.0%)
積立開始してから2年11ヶ月で損益は+323,274円(40.0%)となっています。
この2年11ヶ月での利回りは年率17%で推移しているという事になります。
さすがアメリカ、さすがS&P500といったところでしょうか。まだ3年も経過していませんが非常に良い成績となっております。
コロナ対策ではワクチンの製造から接種速度に接種率の高さ、どれを取ってもアメリカはレベルが違います。国力が桁違いです。
世界最強の自由民主主義国家であり世界最大の経済大国。民間企業の将来性も先進性も時価総額も桁違いです。アメリカ以外にこんな国はありません。
中国もインドも今後ますます存在感を増してきますがアメリカとは質が異なります。
アメリカも内外に問題を抱えていますが、今後も長年に渡って世界をリードする事は間違いありません。
たらればになりますが、2015年から一般NISAではなくつみたてNISAがあれば、ゆうに300万円を超えていたでしょうね。
最初から長期の資産運用向けのつみたてNISAを設定して欲しかったです。
グラフで見る運用実績
グラフで運用実績を公開する事により、実際に積立を始める上でのシミュレーションとしてお役に立てればと思っています。
金融庁やSBI証券や楽天証券でも無料で自由にシミュレーションは出来るので、それらも是非おすすめです。僕も何度も利用しています。
しかしリアルな実績となると意味合いが変わってきます。
大きく下がる時もあれば上がる時もあります。平凡な動きが長く続く時もあります。
そうした実態を知る上では、リアルな実績をグラフで見ることは参考になると思います。
僕のブログでは積立継続中や保有中の各銘柄の実績をグラフで公開しますので、是非ご覧いただければ幸いです。
積立元本と運用益の推移
2018年8月から積立てを開始したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですが、つみたてNISA制度スタートの2018年1月時点ではまだ商品そのものがありませんでした。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の商品が設定されたのは2018年7月ですので、1ヶ月遅れで積立てを開始しています。
コロナショック前の2020年2月にボーナス設定も含めて80,000円を積立てています。
その後2020年3月のコロナショックによる暴落後に4ヶ月間で130,000円を積立てているので、2〜6月の5ヶ月で210,000円を積立てた事になります。
以前から大きく下がった時にボーナス設定を利用して追加購入するようにしいますが、それがその後の回復期に大きく上昇する要因となっています。
コロナショックからの回復後は、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が大きく上昇する傾向があった為、毎月の積立金額を30,000円に増額しています。
そして2021年に入ってからは過去最高値を更新しており、現時点での損益は30万を超えてきました。
このグラフの推移を見ても、暴落時に売却せず回復するの待つ事の重要さが分かります。
損益率の推移
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)でさえ最初の数ヶ月は軟調に推移しており、その後も3〜5%内で上下しています。
コロナショック前の2020年冒頭は、アメリカ経済の先行き期待からS&P指数も上昇していましたが、その僅か2ヶ月後にコロナショックが訪れて暴落しました。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はS&P500指数の連動銘柄ですので、僕の資産も▲14.2%まで下がりました。
資産運用を始めたばかりであったりリスクへの許容度が低ければ、こうしたタイミングで売却する人が多いと思います。
長期の資産運用では大きく下がる時も上がる時もあるので、冷静に保有を続けて積立てを継続する事が大切です。この損益率の推移を見てもそれが分かると思います。
今後も上下の動きを繰り返しながら、年利は8%前後に集束していくことでしょう。
ミレニアル世代やZ世代の方は直ぐに成果が出なくても焦らないでください。
長期の資産運用で時間は大きな武器です。
短期的な損得ではなくコツコツと長期の積立てを継続することで、10年20年またはそれ以上先に大きな資産となる可能性が高まります。
まとめ
- 積立期間:2年11ヶ月
- 運用成績:1,132,274円(+323,274円)
- やはりアメリカは強い。コロナショックから1年で急回復し大幅プラス。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、今後も積極的運用口座(本人)の主力銘柄である事は間違いありません。
現在もS&P500指数は高値圏に留まっており過去最高値を伺っています。
とはいえ何があるか分からないのがこの世界です。もちろんどこかのタイミングで調整局面となり停滞したり下がる事もあります。
しかし、つみたてNISAは長期の資産用です。
これまでもそうであったようにアメリカも新興国も世界全体も経済成長が続きます。
この点に確信を持ってコツコツと長期の資産運用を続けたいですね。
次回の実績公開も楽しみにしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m