ミレニアル世代・20代の皆さん、つみたてNISAで資産運用を検討している皆さん
こんにちは。millenisa(ミレニサ)です。
この記事ではつみたてNISAの実績を公開します。
現在、積立を継続している商品は下記の3つです。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- SBI新興国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
- SBI・V全世界株式インデックスファンド
この記事で公開する銘柄は『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、つみたてNISAの積立ランキングでも常にTOP3に入っている大人気銘柄です。
純資産は設定日の2018年7月からまだ5年未満で、なんと1兆8000億円を超えています。凄い人気ですね。最初の1年では純資産1000億円程度、2年経過した2021年夏頃でも純資産5000億円程度なので、それから1年半程度で1兆円以上増加したことになります。
前回は2021年7月に実績を公開しました。
それから1年半以上が経過して、運用実績としては4年8ヶ月経過してでの実績公開となります。
夫婦2人でつみたてNISAによる資産運用
我が家は夫婦2人で『つみたてNISA』の口座を作って資産運用しています。
ちなみに僕の口座は『積極的運用』、妻の口座は『保守的運用』として
口座ごとに用途・目的を使い分けています。
✓つみたてNISAの非課税期間のメリットを最大限活用
✓20〜40年の長期運用で、年利7〜10%前後の高いリターンを目標
✓つみたてNISAの中では、ハイリスク・ハイリターン銘柄のみ選択
メイン:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
サ ブ:SBI・新興国株式インデックス・ファンド
✓車や家など大きな買い物、子供の教育資金を目的とした運用
✓5〜20年以内に順次解約の可能性あり・年利5%程度を目標
✓解約時のリスク軽減のため、ローリスク・ローリターン銘柄をメインに選択
メイン:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
サ ブ:SBI・V全世界株式インデックスファンド
夫婦2人でつみたてNISAによる資産運用が出来るのはメリットです。
しかも2024年度からは、つみたてNISAの投資可能期間は恒久化となり、しかも年間投資上限額が120万円(最大1800万円)となりました。
これまでのつみたてNISAはこれとは別口で計算となるので、メリットはかなり大きいですね。悔やまれるのは投資上限額の120万円も使い切れないことですね…
つみたてNISA&新NISAのメリットを上手にフル活用すれば、資産を築く助けになるのは間違いないと思います。ここから得られる利益が非課税というのは非常に大きいですね!
この記事では積極的運用口座(本人)で積立中の、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の実績となります。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)-ポートフォリオ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のポートフォリオは下記の通りです。
株式100%・組入国アメリカ100%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、世界最大の経済大国であり、今後も世界経済を牽引する
アメリカ一国のみの銘柄です。
組入国が一国で安定性と将来性を考慮して主力銘柄として積立を継続できる国は、アメリカ以外に存在しないと考えています。
NISAは「今」ではなく、長期の資産運用である「未来」で考えなければなりません。
過去、現在、そして未来もアメリカが世界経済の中心であることに間違いないです。
ですので株式100%&アメリカ100%は納得の構成です。
では次にS&P500の組入銘柄を見てみましょう。
2023年1月の世界の時価総額は約7,200兆円です。
その内アメリカだけで約61%の4,400兆円程度を占めています。
更にS&P500だけでアメリカ株式市場の約80%を占めています。
更にS&P500の上位10銘柄だけで25%を占めていますので、時価総額にして大体800兆円くらいになるでしょうか。
2022年はS&P500指数が軟調だったとはいえ、結局最優先すべき投資先であることは揺るぎないと思います。もしS&P500の中で衰退する企業が出てきても銘柄も入れ替わりますね。
実際2021年7月からTOP10の銘柄は3社が変更となっています。こうして組入銘柄の新陳代謝が行われるのは1国の投資先とはいえ安心感を与える要因となります。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)運用実績_4年7ヶ月経過
✓積立期間:4年7ヶ月(2018.8-2023.3)
✓毎月積立:30,000円(現在)
✓積立元本:1,464,000円
✓評価金額:1,994,970円
✓運用益 :530,970円(+36.3%)
積立開始してから4年7ヶ月で運用益は+530,970円(36.3%)となっています。
この4年7ヶ月での利回りは年率8%程度で推移しているという事になります。
S&P500は1957年の設定依頼、年率平均10.7%のリターンを記録しているのでやや下回っている現状ですが、それでも年率8%はかなり優秀ですね。2022年は軟調だったのでその影響が出ていますが、今後上昇局面に入れば過去平均の10%のリターンくらいにはなると思います。
グラフで見る運用実績
グラフで運用実績を公開する事により、実際に積立を始める上でのシミュレーションとしてお役に立てればと思っています。
金融庁やSBI証券や楽天証券でも無料で自由にシミュレーションは出来るので、それらも是非おすすめです。しかしリアルな実績となると意味合いが変わってきます。大きく下がる時もあれば上がる時もあります。平凡な動きが長く続く時もあります。
そうした実態を知る上では、リアルな実績をグラフで見ることは参考になると思います。
僕のブログでは積立継続中や保有中の各銘柄の実績をグラフで公開しますので、是非ご覧いただければ幸いです。
積立元本と運用益の推移
2018年8月から積立てを開始したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですが、つみたてNISA制度スタートの2018年1月時点ではまだ商品そのものがありませんでした。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の商品が設定されたのは2018年7月です。1ヶ月遅れの2018年8月から積立てを開始したので、2023年3月時点で4年7ヶ月が経過したことになります。
こうして見ると4年7ヶ月は長く感じます。最初の2年は動きも小さいし運用益も少ないしですしね。やはりコロナショックで損失が出てもコツコツと積立を継続することの大切さが分かります。
この1年はS&P500指数も大幅に値下がりして3700P前後くらいで推移している時期もありましたが、アメリカの金利が高くなった反面、円安ドル高に大きく振れています。こうした為替の影響でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は大きく値下がりすることなく推移しているのがこの1年の状況となっていますね。
損益率の推移
1957年の設定依頼、平均年利10%以上の高いリターンを誇るeMAXIS Slim米国株式(S&P500)も最初の数ヶ月は軟調に推移しているのが分かりますね。あくまで長期の資産運用で考えないと、短い保有期間でのリターンは期待できのも明白です。
長期の資産運用では大きく下がる時も上がる時もあるので、冷静に保有を続けて積立てを継続する事が大切です。この損益率の推移を見てもそれが分かると思います。
2023年3月時点ではプラス36.3%の利益が出ていますが、ここまで来ると今後は相当大きな暴落がないとマイナスになる可能性は低くなります。今後さらに積立を継続して10年以上経過すれば、損失が出ることはほぼ考えられないでしょう。
まだ資産運用を始めて間もない、またはこれから始めようとしているミレニアル世代やZ世代の方は直ぐに成果が出なくても焦らないでほしいです。
短期的な損得ではなくコツコツと長期の積立てを継続することで、10年20年またはそれ以上先に大きな資産となる可能性がぐっと高まります。
まとめ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の積立期間は2018年8月から4年7ヶ月経過しましたが、積立元本も利益も順調に増えています。
今後も5年、6年・・・10年と定期的に、こうした詳細な実績を公開していく予定です。
リアルな実績から長期の積立の効果性を発信していくとともに、ミレニアル世代とZ世代の資産運用への参考の一つとして、またFIREではなくても小さな経済的自由を得るための助けになればと思います。