『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』積立期間-6年5ヶ月経過

商品別実績と分析北米株式今からNISA

ミレニアル世代・Z世代の皆さん、NISAで資産運用を検討している皆さん
こんにちは、millenisa(ミレニサ)と申します。


この記事ではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)資産運用6年5ヶ月の運用状況を詳細にお伝えしますので是非御覧ください。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は今や純資産総額6兆円を超える超人気ファンドです。
僕が積立を開始したのは2018年8月で、それから1〜3年は基準価格も1万円台で総資産額も数百億円でしたが、今や基準価格は3万円超えで基準価格は6兆円ですから凄い成長ぶりで嬉しいですね。


ちなみに2024年12月現在、積立を継続しているファンドは下記の4つです。

積立継続中の銘柄
  1. eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 
  2. SBI・V全世界株式インデックスファンド 
  3. SBI新興国株式インデックスファンド

この記事で公開する銘柄はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、つみたてNISAの積立ランキングでも常にTOP3に入っている大人気銘柄です。

設定日は2018年7月で6年5ヶ月が経過しましたが、純資産はなんと6兆円5,000億円です。
前回24年2月の記事では24年度中に4兆円に到達してるかもしれないと言っていましたが、、、、凄い資金の流入です。これも新NISAの影響が大きいですね。
日本国内でのS&P500は新NISAと合わせて急激に注目されて最早流行のようにも思えますが、元々日本に関係なくS&P500指数はスタンダードな投資対象なので国内の事情に左右される必要はないですね。

ちなみに初めてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の運用実績を公開したのは2021年3月です。
こうして考えるとコツコツと積立を継続できており、長期の積立効果も実感することができます。
記事の内容は重複している箇所もありますが都度アップデートしています。

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eMAXIS Slim米国株式(S&P500)-ポートフォリオ

いまや純資産6兆円の超人気ファンドですが、決して「人気だから」という理由で商品を選んではいけません
その内容をしっかりと把握して強い信念がないと長期の積立は継続できません。
まずはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の内訳を理解したいと思います。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は株式100%組入国アメリカ100%アメリカ一国のみの株式で構成されるファンドです。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、世界最大の経済大国であり、今後も世界経済を牽引する主要国の一つであり続けます。これから先どこかのタイミングで経済大国1位の座を他国に譲ろうとも、少なくとも数十年間は1〜3位にはアメリカがいます。

安定性と将来性を考慮して1国だけで積立を継続できる国は、現在アメリカ以外に存在しないと考えています。中国やインド、もちろん日本では不可能です。

NISAは「今」だけではなく、長期の資産運用で効果を発揮する「未来」を考えなければなりません。

過去、現在、そして未来もアメリカが世界経済の中心であることは間違いないと私は強く信じています。ですので株式100%&アメリカ100%のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に長期で積立をすることは納得しています。

では次にS&P500の組入銘柄を見てみましょう。

24年11月月次レポートより本人が作成

前回2024年2月から「NVIDIA」が2位、「BROADCOM」が10位に入っており、半導体メーカーの存在感が非常に大きくなっています。更にS&P500の中でTOP10の占める割合が24%→31%→34%と記事の度に拡大しています。

アメリカの上位企業のシェアはどんどん大きくなっており、S&P500のTOP10の顔ぶれも変化していることから、S&P500内でも新陳代謝が行われているが分かります。
悪い点としてTOP10の企業のシェアが拡大していることです。これは一部企業の業績が好調な反面、投資が集中していることの表れです。あくまでTOP10の中しか見てないですがNEXT GAFAMが生まれにくくなっているのかもしれません。しかしNVIDIAやBROADCOMなどの半導体メーカーかつ比較的新しい企業が大きくなっていることは良い傾向だと思います。

アメリカの成長性と安定性、そしてアメリカの約80%をカバーするeMAXIS Slim米国株式(S&P500)への投資に対して今後も疑いの余地はないと思っています。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)運用実績_6年5ヶ月経過

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)運用実績

✓積立期間:6年5ヶ月(2018.8-2024.12)
✓毎月積立:37,500円(現在)
✓積立元本:2,000,250円
✓評価金額:4,151,869円
✓運用益 :2,151,619円(+107.8%)

2018年8月の積立開始してから6年5ヶ月経過して評価額4,151,869円(+2,151,619円)となっています。2024年の1年間の成績はS&P500指数の上昇と円安効果もあって非常に好調でした。
積立元本を200万円を66ヶ月で割ると毎月平均26,000円の積立をしてきたことになります。毎月26,000円を淡々と積立して6年5ヶ月が経過すると、このくらいの実績になるということをリアルな情報として捉えることができると思います。

この毎月26,000円を少ないと感じるか多いと感じるかは別として、毎月生活が大変な方、まだ若手で給与がそこまで多くない世代の方は、毎月26,000円×6年5ヶ月という積立はリアルに捉えることができると思います。

グラフで見る運用実績

グラフで運用実績を公開する事により、実際に積立を始める上でのシミュレーションとしてお役に立てればと思っています。

金融庁やSBI証券や楽天証券でも無料で自由にシミュレーションは出来るので、それらも是非おすすめです。しかしリアルな実績となると意味合いが変わってきます。大きく下がる時もあれば上がる時もありますし平凡な動きが長く続く時もあります。

そうした実態を知る上では、リアルな実績をグラフで見ることは参考になると思います。僕のブログでは積立継続中や保有中の各銘柄の実績をグラフで公開しますので、是非ご覧いただければ幸いです。

積立元本と運用益の推移

2018年8月から積立てを開始したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですが、つみたてNISA制度スタートの2018年1月時点ではまだ商品そのものがありませんでした。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の商品が設定されたのは2018年7月です。1ヶ月遅れの2018年8月から積立てを開始したので、2024年12月時点で6年5ヶ月が経過したことになります。

こうして見ると約6年5ヶ月は長いようで短く感じます。最初の2年は動きも小さいし運用益も少ないしですしね。「NISAは増える!」なんて流行りに便乗して始めると、こうした値動きの少ないときに積立を止めたりする解約することになります。しかもその後はコロナショックで損失が出てますから。

グラフを見てもらって分かる通り積立元本(青色)は淡々と増加しています。それと比較して運用益(赤色)は減ったり増えたりしています。この減ったり増えたりが長期間で平均されて、S&P500指数の平均リターンは8〜10%に収束すると言われています。
為替の影響もあって2024年12月時点の年間平均リターンは16.8%と驚異的な数値となっていますが。
とにかく淡々と長期間の積立を継続しそこに居座り続けることが重要です。

①アメリカとS&P500への信頼、②長期の資産運用への信頼、この2つの信頼があってこそNISAでの資産運用は効果を発揮します。①は自分の選んだファンドに対して変わりますが、②はNISAを用いた長期の資産運用全てにおいて共通です。そしてこれを理解する人が増えてくると日本にも資産運用は根付くと思っています。

損益率の推移

平均年利10%以上の高いリターンを誇るeMAXIS Slim米国株式(S&P500)も最初の数ヶ月は軟調に推移しているのが分かりますね。あくまで長期の資産運用で考えないと、短い保有期間でのリターンは期待できないのは明白です。

数値の動きやタイミングによりますが、僕のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の成績は5年、6年目から急激に上昇しています。まずは何があっても5年間積立を継続する。そこからが長期資産運用の入口でようやく成果が出てくると思います。

長期の資産運用では大きく下がる時も上がる時もあるので、冷静に保有を続けて積立てを継続する事が大切です。まだ資産運用を始めて間もない、またはこれから始めようとしているミレニアル世代やZ世代の方は直ぐに成果が出なくても焦らないでほしいです。

短期的な損得ではなくコツコツと長期の積立てを継続することで、10年20年またはそれ以上先に大きな資産となる可能性がぐっと高まります。

まとめ

今や超人気のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですが、2018年8月から6年5ヶ月経過したリアルな実績はどうだったでしょうか。

①自分の選択したファンドへの信頼、②長期の資産運用への信頼、この2つの信頼があってこそNISAでの資産運用は効果を発揮します。①=アメリカ経済(世界経済)の成長の信頼とも言えます。

ちなみに僕はいろんな人にこれを語ってきましたが、周りでNISAを始めた人は極々少数です。
多くの人はお金を増やしたいと言いつつも「でもNISAって直ぐに増えないでしょ?」「今は株上がってるから下がってから始めたほうがいいでしょ?」「FXの方が増えるでしょ?」「難しそう」と言ってはじめていません。その気持ちも凄く分かります。今でも「資産運用=悪・損」に繋がるような事件も多くあります。資産運用ひいてはNISA制度はお金を増やす有益な道具の一つです。


車でも包丁でも何でもそうです。道具を有益に使うかどうかは自分次第です。
目先の欲に囚われず、正しく情報を仕入れて、正しく利用する。

NISA歴10年でまだまだ長期の資産運用はこれからですが、こうした記事を書くことによって、これからNISAを始めるミレニアル世代やZ世代、また既にNISAを利用している人の参考の一つとなれば幸いです。

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